佐賀県では、第3金・土・日は「食育の日」と定めて県民運動をおこなっています。
たとえば、この週末3日間のうち1度でいいから家族揃って、また友人達と一緒に
食卓を囲んだり、一緒に料理したり、その時の料理の材料は地元でとれたものを
選ぼう!など。
私は、ヨガ仲間と一緒に地元の郷土料理を学ぶことにしました。
講師は朝日町にお住いの中尾さん。
普段なかなか、郷土料理なんて学ぶ機会がないので興味津々。
「みなさん、“はぎ菜”って知ってますか?」
「?」
私も結構、小さい頃から雑草には慣れ親しんでいたのですが、これは知りませんでした。
ヨモギ、ドクダミなど、身近にある雑草を旬の食材の中に取り入れる先人の眼力には
驚かされます。
まさに地のものを工夫をこらして使うという地産地消の王道!
みんな楽しく真剣に?調理中。
「はぎ菜めし」
毎年、4月21日にはお大師様に円錐形(ゴックさん)にしたはぎ菜めしをお供えする
そう。今日は、筍を入れて飾りに紅梅漬けを刻んだものをちらしました。
「かけあえ」
冬に鯖を入れて食べる料理だそう。
今日はイカをいれました。ごま味噌の和え衣がよくあってます。
家で作るとこの味(母の味)がなかなか出せないんですよね。
「梨もどき」
ほんとに梨みたいなシャリシャリ感がありました。
昔の人は、その季節にないものは別のもので“もどき”を作る。
食にも遊びがありますよね。
「三色だんご」
お米とジャガイモで餅みたいな食感を出します。
お米の少ない時代に考えられたおやつだそうで、充分お腹いっぱいになります。
普段は一人で済ませがちな食事ですが、こうやて仲間と一緒に作って、語らいながら
食事する、とっても気持ちが豊かになりますね。
また、郷土料理習えたらいいな♪